始めに
この記事では、ウルトラプラチナ~ダイヤモンドリーグで勝ちあがっていくためには何が必要なのか?という事を超主観的な意見にはなってしまいますが、書いていきたいと思います。
私は2018年7月末頃にストVを始めました。
そして、2021年1月にやっとこさスーパーダイヤモンドリーグに入ることができました。
ストVをやり始めてから約2年半かかりました。
この記事を書いているのが2021年2月、スーパーダイヤモンドリーグに上がってまだ1ヵ月程しか経っていないので、今現在ウルプラ~ダイヤモンドで奮闘している方々とほぼ同じ視点で、この記事が書ける立場にいると考えています。
内容としては、私のメインキャラである「神月かりん」やサブキャラ「エド」に限定されないように抽象度を上げて、出来る限り普遍的な内容を意識して書いていますが、キャラによっては必要ではない事も含まれているかもしれませんのでその点予めご了承ください<(_ _)>
強さ/特徴
このリーグまで来られる方々ってそんなに多くないかと思います。
周りにいたら
「え?!ダイヤモンドリーグなん?マジで?!」
と私なら普通に驚きます。
めちゃくちゃ格ゲーに時間を費やしている事は確定すると思うので。笑
運次第ではプロをもあっさり負かしてしまうレベルの方々が沢山いる、そんなリーグです。
ウルトラプラチナリーグとダイヤモンドリーグの人たちとの強さの差は殆ど無いと私は感じました。
ですので、一つの記事にまとめさせていただきました。
このリーグを抜けるために、私自身が強く意識していたことを書いていきたいと思います。
勝つために必要な事
①知識量を増やす/キャラ別対策をする
私がこの記事で一番語気を強めて伝えたいことがこれです。
ほんと、これに尽きるんじゃないかなーと思います。
私の実体験で言うと、知識量が増え、キャラ別対策が進んだと実感したところあたりでスーパーダイヤモンドリーグに上がることができました。
私がウルトラプラチナリーグとダイヤモンドリーグの違いを一つあげるとしたら間違いなくこの点です。
ダイヤモンドリーグの人たちの方がストVを長くやっている分、やはり知識量が全然違うように感じました。
「受け身取らない方が良いんでしょ?知ってりゅよぉおお^^」
「あーそれ裏に回るやつでしょ?バレてるよぉおおおおお^^」
「わかりにくいけどその攻撃、有利フレームなんでしょ?暴れないよぉおおお^^」
となるのがダイヤモンドリーグです。
ウルトラプラチナリーグでは、まだちょっとした小手先のテクニックでも通用しちゃうことが多いんですよね。初見殺しが通りやすい。
ダイヤモンドリーグになれば、分かりづらい有利フレームの攻撃であったり、表裏択の場面であったり、受け身を取る事で不利な状況になってしまう繋ぎ方であったりと、キャラ別によって対策がある程度できているように感じました。
「分かっていても防げない!」
というようなことが、ダイヤモンドリーグで戦っていると段々防げるようになってきます。
それは、何度も食らって経験することで記憶に定着し、意識して構えるレベルから無意識に反応できるレベルに自然と上がっていくからだと思います。
やってれば身体が勝手に反応してくれる。
このレベルまでどうやって持っていけば良いか?という事なのですが、それは先ず知っていないと始まらないので、とにかく知ること。一にも二にも知ることです。
キャラ別に強力なセットプレイなどがあるかと思いますので、それを頭に叩きこむ。
そして、そのセットプレイに対して自身が使用するキャラでの最適解を覚える。
後は、覚えた内容をトレモなどで身体に覚えさせる。意識下から、無意識レベルに昇華させる。
正直な話、この項目の話しはランクマをずっとやってれば自然と身に付く内容だとも思います。
ただ、ダラダラと何も考えずランクマするよりは、意識して取り組んだ方が早く上達することができると思うので、是非意識してみてください。
②「飛び攻撃」は断固として通さない
これは私がかなり強く意識していたことの一つです。
このリーグまで来られる方はもうとっくに知っているかと思いますが、めちゃくちゃ大事な事なので敢えて書かせていただきました。
「飛び攻撃」はガードしてしまうだけで圧倒的不利状況なんです。
めちゃくちゃ不利なんです。もう本当にヤバい。
その不利な状況からコンボに繋げられてしまい、一気にスタンまで持ってかれるなんてこともあるのがストVです。
「飛びを通したら電流の刑。というかもう死刑。」
と自身に言い聞かせながらランクマしてました。
私のメインキャラである「かりん」はめちゃくちゃ対空が弱いです。
しゃがみ大Pは拳を大きく上につき上げているにも関わらず、タイミングによっては判定で負ける事もあるぐらい対空が絶望的なんです。
なのでより一層、飛びに対しては意識を割くようにしていました。
シルバーリーグの記事でも対空については書きましたが、もうそれの完全版と言った感じでしょうか。

基礎中の基礎なのですが、飛びに対して堅めに対応するだけでめちゃくちゃ試合内容は変わります。激変します。
「飛びに意識を割き過ぎると、前ステなどに対応できなくなる。」
と聞こえてきそうですが、もうそこは相手の傾向を見てくださいとしか言いようがありません。
これについては次項目で話したいと思います。
③”人読み”を身に付ける
相手の傾向を1ラウンド目で掴みましょう。
そして、一度見た戦法は二度通さない意識を強く持って戦いましょう。
「それ、さっきも見たよぉおお(*´ω`*)ハニャアン」
と、しっかり対応していきましょう。
例をいくつか挙げます。
- 「このララ、コパンしてからコマンド投げスタンスやな」
- 「このララ、ビリビリ出したら中段攻撃振るタイプの人やな」
- 「このベガ、起き上がり時にEXヘッドプレス多いな」
- 「このバルログ、起き上がり時にVスキルⅡ多用するタイプの人やな」
- 「このギル、起き上がり時ブロッキングしてくるタイプの人やな」
- 「このリュウ、飛び攻撃に対して心眼してくるタイプの人やな」
- 「この人、起き上がり時暴れるタイプの人やな」
- 「この人、投げシケに乗ってこうへん人やな」
- 「このユリアン、一発攻撃ガードしてからパナすタイプの人やな」
- 「このガイル、空中食らいしたらパナしてくるタイプの人やな」
- 「この春麗、トリガー発動中は起き攻めガークラ狙ってくるタイプの人やな」
もう挙げ出したらキリが無いんですが、とにかく相手の傾向を1ラウンド目でたくさん掴むことです。
ダイヤモンドリーグでは対応力が非常に重要となってきます。
反射神経がズバ抜けている人であれば、この項目はそこまで必要では無いかもしれません。だって技や攻撃が出たのを見てから対応すればいいんですから。
私のように並程度の反射神経なのであれば、見てからでは反応しきれないと思うので、見る前に反応する準備をしておきましょう。
そうすることで、咄嗟の対応もそこそこ可能になってきます。
「咄嗟の反応するための素材を1ラウンド目で出来る限り集めておく。」
この意識は持っていた方が良いと思います。
④間合い管理を強く意識する
この項目も、ウルトラプラチナリーグとダイヤモンドリーグの違いの一つだと思います。
ダイヤモンドリーグ以上の方々はとかく間合い管理が上手です。
相手の攻撃が当たるか当たらないかギリギリの間合いを保ち、相手の出方を見ながら試合メイキングしていく。
マスター以上の方々と対戦する機会も多いのですが、ウルトラプラチナリーグ~ダイヤモンドリーグとの圧倒的な差を感じるのがこの間合い管理です。
マスターリーグ以上ともなってくると、こちらの攻撃に対して高精度の差し返しで対応してきます。
なので、迂闊に置き攻撃も振れないレベルになってきます。
大Pや大Kの空振りを許してくれない猛者もたくさんいます。
ほんと、
「見てから反応余裕でした^^。」
と言わんばかりに差し返してきます。
本当にギリギリの間合いを保ってくるんですよね。
こちらの攻撃は当たらない。
「それなら、相手の攻撃も当たらなくない?」
と思うでしょ?
確かにそう。当たらない。飛び道具持ちのキャラ以外は。
飛び道具持ちのキャラは相手の攻撃が当たらない絶妙な間合いを保ちつつ、飛び道具でチクチク体力を減らしてきます。
「じゃぁ飛び道具持ってないキャラは何してくるん?」
と聞きたくなりますよね?
実際に飛び道具を持っていないキャラ「かりん」を使う私は何を考えているか。
それは「最終的には端に追い詰める事」です。
これは次項目で詳しく書きたいと思いますが、私が「かりん」で戦うに於いて考えている事を言語化すると
『ギリギリ相手の攻撃が当たらない間合いを保ち、出方を様子見。
飛びは確実に落とし、更に様子見。
ギリギリの間合いを保ってはいるが、かりんの中足は距離があるので当たる間合いに入ったときには下段中足を振り、ヒット確認→コンボ始動。
中々試合が動きそうにないときは相手のミスを待つ&とにかくジリジリ端に追い詰める。
端に追い詰めたら「絶対そこから逃がさねぇ。」と強く意識する。
→端展開。』
みたいな感じでしょうか。
この一連の流れのゴールである「相手を端に追い詰める事」を達成するには、間合い管理が絶対的に必要なんです。
この「間合い管理」を強く意識して対戦するようになった時、一つ上のレベルにあがれたように感じました。戦いやすくなったんですよね。
スーパーダイヤモンドリーグに上がるために必要だったことの上位に入る要素だと私は思います。
⑤端展開の強化
先ほどの項目でも挙げた通り、端に追い詰めたら私は
「絶対そこから逃がさない。」
とめちゃくちゃ強く意識します。
相手は下がることが出来ないので、必然的に間合い管理に於いて有利になります。
自身が使用するキャラで相手を端に追い詰めた時、どういう風に立ち回れば相手は苦しいのか?を考え、それを実践する。
「端での戦い方」を普段の戦い方と別物として考え、端に追い詰めたら端”専用”の戦い方をする。
私はこれを強く意識しています。
「端に追い詰めた時は端の時だけの戦い方を意識する」
もしやっていなかった人は、是非意識してみてください。
対戦相手はきっと苦しいと思いますよ。
私がこれされたら苦しいので。笑
ウルトラプラチナ~ダイヤモンドで勝つために必要な事まとめ
①知識量を増やす/キャラ別対策をする
②「飛び攻撃」は断固として通さない
③”人読み”を身に付ける
④間合い管理を強く意識する
⑤端展開の強化
【おまけ】高難度のヒット確認は必要か?
かりんの中足のヒット確認猶予フレームは17F。
秒数で言うと0.272秒です。
このレベルのヒット確認が必要かどうか、ということなのですが、率直な意見としては、
「そこまで必要だとは思わない」
です。
かりんなんて
「中足ヒット確認が出来なきゃ始まらない!」
とか言われていますが、私ヒット確認完璧じゃないですよ?
というか、出来ないレベルと言っても過言では無いかも。
私が思うに、ヒット確認よりも大事なのは間合い管理だと思います。
ヒット確認に意識を割き過ぎて他が疎かになるぐらいなら、高難度のヒット確認なんてしない方が良いとさえ思ったりします。
そもそも、間合い管理の技術が先で、当たるか当たらないかの距離を保った上で攻撃を振り、そこで初めてヒット確認の技術が活きてくるわけで、スキルを磨くのであれば先ずはヒット確認よりも間合い管理です。
ヒット確認を先にマスターしようと思うのは順序が間違ってると私は考えます。
格ゲー=ヒット確認
という意識が強いと思います。
確かにヒット確認できた方が圧倒的に良いのは言うまでもありません。
勝率もかなり変わってくるでしょう。
でもね、実際にヒット確認が出来ないと始まらないと言われているかりんをメインキャラとしている私が、ヒット確認ができない実力のままダイヤモンドリーグに上がれたという事実はとても強い根拠になるんじゃないでしょうか?
ダイヤモンドリーグに到達してからは少しヒット確認の精度は上がりました。
それでも「中足確認を実践で採用できるギリギリのレベル」です。
ミスや暴発も良くします。
(離し入力システムのせいでね!あのシステムマジ要らん!)
それでもスーパーダイヤモンドリーグに上がれたんですよ。
2年半かかりましたが。
なので
「ヒット確認が出来ないから俺は格ゲー向いてないんだ。反射神経がものを言う世界なんだ。俺はダメ人間なんだ。」
と諦めてしまうのは断固として間違いだと心から言いたい。
そもそも、このリーグに来られる方は相当強いレベルまで来てると思います。
友達と対戦してもほぼ負けないレベルでしょう?
少なからず断言できるのは
「高難度なヒット確認はスーパーダイヤモンドリーグに行くために絶対的必要スキルではない!」
という事。
それは実際に私が2021年2月現在、「ヒット確認が出来ないと始まらない」と言われているかりんでスーパーダイヤモンドリーグに行くことで証明できたかと思います。
ここから先はもしかしたら必要になってくるのかもしれませんが、今の私はスーパーダイヤモンドリーグで精いっぱいなのでまだわかりません。
この項目でとにかく伝えたいことは
「ヒット確認が出来なくてもスーパーダイヤモンドリーグには上がれるよ」
という事です。
完璧主義は捨てて、出来る事を伸ばしていきましょう!
( ・ิω・ิ)b!
ゴールド~ダイヤモンドで勝つために必要な事まとめ
ゴールド
- 上級者テクニックその1「仕込み」を身に付ける
- 上級者テクニックその2「投げシケ狩り」を身に付ける
- 時間を目一杯使って戦う
スパゴル~ウルゴル
- ガードを堅くする。無理矢理割り込もうとしない
- 強い技/セットプレイに頼り過ぎない
- 一辺倒な戦い方をしない
プラチナ
- それぞれのキャラに対する知識を深める
- 運に左右されない部分、自分の意思で操れる部分のスキルアップに焦点を当てる
スパプラ
- 自分に合ったキャラ選びをする事
- コンボミス/コマンドミスを極力しない事
- 確反をもらう攻撃を極力しない事
ウルプラ~ダイヤモンド
- 知識量を増やす/キャラ別対策をする
- 「飛び攻撃」は断固として通さない
- ”人読み”を身に付ける
- 間合い管理を強く意識する
- 端展開の強化
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