最初に
この記事は過去に書いた「ゴールドリーグに勝つために必要な事」よりももう少しゴールドリーグについて詳しく書いた記事となります。
先ず、本題に行く前に強く伝えておきたい事が一つ。
「ゴールドリーグまで来れたあなたは強いですよ?」
これ、お世辞とかじゃなくてマジで言ってます。
私はリュウでギリギリプラチナリーグまで行くことが出来たぐらいのレベルですが、ゴールドリーグの記事を書く為にわざとゴールドリーグまでランクを落とし、再度プラチナまで挑戦したことがあります。
その結果…
普通に負ける事あるんですよね。笑
それもたまに、とかじゃないですよ。
10戦したら4戦は負けるんじゃないか?ぐらいの割合で負けていると思います。笑
なのでどうか、
「どうせ俺は格ゲーに向いてないんだ。」
などと自分を責めないでください。
こうしてどうやって勝てるのか一生懸命考えて、検索して、この記事に辿り着いている。
そんな方々の力になれるよう、
「ゴールドリーグに勝つためには何が必要か?」
にフォーカスして、極力長くなり過ぎないように端的に必要事項を伝えられるよう書いていきたいと思います。
簡単な自己紹介(現在のランク等)
先ずどういった人物がこの記事を書いているのか、何のキャラを使用しているのかなど、簡単に知ってもらいたいので、軽く自己紹介させてください。
「そんなことより早くゴールドリーグで勝ち上がるために必要な事を教えろ!」
という方はこの項目スルーしてください( ・ิω・ิ)b
私のプロフィール
格ゲー歴
2018年7月からスタートしました。
年齢
2020年12月31日現在 31歳
(大晦日の朝にこの記事書いてます。笑)
使用キャラとリーグ
メインキャラ
- かりん → ダイヤモンド
サブキャラ
- エド → ダイヤモンド
その他キャラ
- リュウ → プラチナ
- エドモンド本田 → プラチナ
- ザンギエフ → ゴールド
使用コントローラー
ヒットボックス/パッド
こんな感じですかね。
使用キャラによって動き方もめちゃくちゃ変わってくるのですが、今回の記事ではリュウとかりんの視点を合わせた感じで、どのキャラでも通用するように出来る限り抽象化して書いていきたいと思います。
私がゴールドリーグに到達するまで
私はこのゴールドリーグに来るまでに約3か月かかりました。
ほぼ毎日、2時間前後プレイして3か月です。
これが早いか遅いかはわかりませんが、私は一生懸命やってこれだけかかりました。
本当に様々なテクニックを使用してくる猛者どもが沢山います。
CA削り、仕込み、投げシケ狩り、弾抜け、めくり昇竜etc…
私がこのゴールドリーグから使用するようになったテクニックなどについても紹介したいと思います。
あらゆるテクニックを使用してくる方が増えてくるリーグ、それがゴールドリーグです。
ダイヤモンドリーグの私がゴールドリーグに再度挑戦して感じた事
2020年の12月26日~2021年の1月3日までの約一週間、リュウで再度ゴールドリーグからやり直してみました。
何回も同じことを言って申し訳ないのですが、ゴールドリーグの方々はある程度基本を抑えているのでやっぱり強いんですよね。
下記画像はウルトラゴールドリーグ到達までの直近20戦の戦績です。
私のリュウは過去にプラチナリーグに到達したことがあるのにも関わらず、程々に負けているのがわかりますでしょうか。
確かに負ける事はあります。
しかし、トータルで見るとやはり勝ち越す事が出来て、1週間もあれば十分ウルトラゴールドリーグに上がることができました。
この
「トータルで見るとやはり勝ち越す事が出来る。」
これがめちゃくちゃ大事だと私は考えています。
正直、格ゲーにはかなり運も絡みます。
めちゃくちゃなやり方をしていても、上手く噛み合えば勝てたりすることがあるんです。
この運については少し詳しく解説した記事
「【ストV/スト5】ストリートファイター5:プラチナリーグで勝つために必要なこと」
に書いてますので、気になる方は一度見てみてください。
ゴールドリーグの方は、確かにある程度基本を抑えていて、知識も多少なりは持っている。しかし、勢いで勝とうとしている人がとても多く、平均して勝ち越せる戦い方をしている方は多くないように感じました。
この辺りは、以降の「ゴールドリーグの特徴」にて詳しく説明していきたいと思います。
ゴールドリーグの方々の特徴
”間”に困ったら飛んじゃう
ゴールドリーグともなると、「考えも無しにとりあえず飛び攻撃」をしてくる方はかなり少なくなってきています。
しかし、「”間”に困ったら飛び攻撃」をしてしまう方はまだ多いように感じました。
私はリュウでゴールドリーグのランクマをしていたのですが、私の戦略は至ってシンプル。
- 波動拳で牽制し、
- 飛んで来たらしゃがみ大Pか昇竜拳で落として、
- ガードは堅く堅く。無理に割り込まない。
この3つ目の項目、
「ガードは堅く堅く。無理に割り込まない。」
これを意識して守りを堅めていると、相手が確反のある攻撃や技を振ってきたり、間に耐え切れずジャンプしてきたりすることが多々ありました。
確反のある攻撃をガードできたなら、儲けもんですよね。
そこには運要素も何もなく、ノーリスクで安全にダメージを与える事ができるんですから。
「攻めるだけが攻撃じゃない。」
守っていれば、確実にダメージを与えられる機会を相手側がプレゼントしてくれる時もあるので、そのプレゼントを待ってみるという戦略も加えてみてください。
投げシケ狩りがやたら効く
これめっちゃ感じました。
ゴールドリーグの方にはマジで「投げシケ狩り」が効きやすい傾向にあると思います。
「投げシケ狩り」とは、投げると見せかけて投げずに一旦下がり、相手が投げをスカッたタイミングでコンボを決めるというテクニックです。
イメージできない方は下記動画を参考にしてみてください↓
ゴールドリーグの方というのは、まだ「対応力」というものがそこまで身についていないので、一度投げシケ狩りをしたとしても、
「あぁ、この人は投げシケ狩りをする人なんだな。次からは投げを入力するのはやめよう。」
といった、途中でプレイスタイルの変更が上手に出来ない方が多いように感じました。
人によっては投げシケ狩りを喰らい過ぎて、そもそも投げシケ狩りに付き合わないと決め込んでいる人もいます。
そういう人にはガンガン投げを通せば良いと思います。
先ずは「投げシケ狩り」というテクニックを覚える事!
ゴールドリーグではこの「投げシケ狩り」が怖いほどに機能することが多かったので、是非習得しておきたいテクニックの一つです。
”重ね”の精度が未熟
これは自分にも言える事なのですが、せっかく相手をダウンさせて自分の攻撃ターンなのに、起き上がる時にコパンなどで暴れられ、相手に攻撃ターンを譲ってしまう、というもの。
この重ね攻撃の精度は、上のリーグに上がれば上がるほど必須スキルとなってきます。
スーパープラチナ以上ともなってくると、ダウンした際に暴れてしまうとずーっと相手の攻撃ターン、なんてことも珍しくありません。
「相手が起き上がり、攻撃を発生させる前に自分の攻撃を発生させておく」
「基本中の基本」なのですが、これほど強力なテクニックはありません。
たまにのミス程度なら全然構わないのですが、ゴールドリーグで勝ち上がりたいのであれば、1試合中3回もミスをするようなら多少危機感を持った方が良いと思います。
相手をダウンさせたら自分の攻撃ターンなんです!
自分のターンは大事に守っていきましょう。
「対空は昇竜拳」という害悪な固定観念は捨てる
ハッキリと断言します。
「対空に昇竜拳」は要りません!
勿論、対空に昇竜拳が卒なく出せる人は出した方がいいです。
ダメージ量も高いし、めくり攻撃などにも対応できる強い技なので。
しかし、昇竜拳をよくミスしてしまう人や反応が間に合わない人、めちゃくちゃ多いと思うんです。
いや、絶対多い。だって私がそうだもん。
多いでしょ。多いと信じたい。多いよね?
大事な事だからもう一度言いますが、無理して対空に昇竜拳を出す必要は全く無いです!
納得の行く強い根拠を示します。
2020年12月頃からプロゲーマーの梅原大吾さんは「豪鬼」というキャラを遊びで練習していました。
そこで、ナリくんという同じプロゲーマーの方と対戦している動画がいくつかyoutubeに上がっており、私はずっとリアルタイムで見ていたのですが、ジャンプ攻撃に対して「無理して昇竜出さなくてもいいな」と言っていたのを強く覚えています。
また、ジャンプ攻撃に対して空対空(ジャンプ攻撃に対しジャンプ攻撃で対応する事)を何度か見せる場面もあり、ナリくんが「なんなんその対空!!」とイラついている場面も見受けられました。
※本当は動画を貼れば伝えやすいのですが、どの動画か忘れてしまったので気になる方はyoutubeで「ウメ 豪鬼 ナリ」で検索して探してみてください_(._.)_
梅原さんの場合、反応が間に合わないから昇竜拳を出さない、という理由で「出さなくても良い」と言っているわけではないですが、状況によっては空対空やワンボタン系の対空で問題無いと判断しているわけです。
勿論、対空に昇竜拳を完璧に出せるのがベストです。
しかし、対空に昇竜拳を当てるということは、意識を対空に向けていなければなりません。
これも初心者の方に良くある勘違いポイントなのですが、ダイヤモンドリーグぐらいまでの実力の方々はジャンプ攻撃に対して完全に見てから反応しているわけではありません。
事前にある程度意識を対空に割いているからこそ、ジャンプ攻撃に対して素早く反応することが出来ているんです。
対空に意識を割いているため、地上戦が疎かになってしまうなどのデメリットなどもあるのですが、この辺の「意識配分」に関してはここで書くと少し長くなってしまうので別記事に書きたいと思います。
何度練習しても上手く昇竜拳で対空が出来ない…。
俺には格ゲーが向いていないんだ…。
日本人は完璧主義の方が多いのでこう考えてしまう方めちゃくちゃ多いと思います。
でもね、こんなこと考える必要マジで0です。
昇竜拳で対空出来ない方はしゃがみ大Pなどのワンボタン対空でランクマ3戦ほどしてみてください。
3戦だけで良いです。一度試してみてください。
めちゃくちゃ気持ち楽になりますよ。
そして意識配分が少なくなる分、気が楽になると同時にめちゃくちゃ立ち回りやすくなりますよ。
大事な事なので最後にもう一度だけ。
対空に無理して昇竜拳を出す必要は無い!!
害悪な完璧主義は一旦捨てて、柔らかい頭で挑んでみてください。
世界変わりますよ^^。
戦い方がワンパターン
んー…正直これはある程度仕方ないのかなーと思います。
ゴールドリーグ辺りだと、そこまで経験値が多くないのでどうしてもワンパターンになりがちなんですよね。
この点に関しては悪くないと私は判断します。
経験値なんて、やってりゃ稼げてくるので時間が解決してくれるでしょう。
悪くないと判断した上で、アドバイスをしていきたいと思います。
ウルトラゴールドリーグ以上になってくると、ワンパターンな戦い方をしてくる相手に対してしっかり対応できるレベルの方がたくさんいます。
私がゴールドリーグで経験したワンパターン戦法を紹介するのであれば
- この豪鬼、「しゃがみ中足の後に百鬼」してくる事多いから、次してきたらしゃがみ大Pで落としてやろう。
- このララ、起き攻めの時一回打撃挟んでコマ投げが手癖でついてそうだからガードしたら垂直ジャンプで対応してみよう。
- このガイル、対空ワンボタンで落とした後とか空喰らいヒットの着地時にパナす傾向にあるから落とした後はガードで様子見してみよう。
等々。
上のリーグに行けば行くほど相手の行動パターンを読むスキルが高くなってきます。
このスキルを「人読み」と言います。
強い技を振り、強いセットプレイでダメージを狙う。
これ自体は悪いことではありません。格ゲーのセオリーだと思います。
しかし、あまりにワンパターンだとワンランク上の人と対戦した時、直ぐに対応されて通用しなくなってしまいます。
なので過剰に強い技や強いセットプレイに頼ってしまうのは控えるようにしましょう。
一番気を付けないといけないのは「悪い手癖」!
無意識のうちにやってしまう確反のある攻撃や読まれやすいセットプレイですね。
良い手癖(差し返し大P、対空等)なら良いのですが、悪い手癖(パナし、困ったら出してしまう確反のある攻撃等)がついているのであれば、それは早急に改善していかなければどんどん癖として定着してしまい直しにくくなります。
悪い手癖が付いている人は
「いつもこのパターンで負けてるなー」
という負け方が往々にしてあるかと思います。
自分の対戦をリプレイ機能を使って見直してみると気付きやすいかと思います。
自分の対戦を見直すのはこっ恥ずかしいかもしれません。
でも、見直す事で自分の戦い方のクセを見付ける事ができるので、プラスになることは間違いないです。
自分の対戦を見直さなくてもダイヤモンドリーグぐらいまでは上がることはできます。
事実私が殆ど自分の対戦内容を見ないので。笑
でも、ハッキリ言って見直した方が上達する速度は段違いに違います。
徒歩と新幹線ぐらい違うんじゃないでしょうか?( ・ิω・ิ)?
手っ取り早く上達したいのであれば、恥ずかしがらずに自分の対戦を見直す事をお勧めします。
「自分の対戦動画を見直す」
この行為だけで友達やライバルと差がつけられるめちゃくちゃ簡単且つ有効な練習方法だと思います。
悪癖、ワンパターン戦略は徐々に直していきましょう。
難しい単発ヒット確認は一切必要無い
「格ゲー=ヒット確認」みたいな考えあるかと思います。
これもハッキリ言えることなのですが、ゴールドリーグなら単発ヒット確認なんて一切要りません。マジで要らない。
私が使用するメインキャラ「かりん」は中足ヒット確認ができないと始まらないとか言われたりしますが、2021年1月3日現在、ダイヤモンドリーグ、LP18000前後の私、未だにヒット確認できませんからね?笑
もう後LP2000程稼げばスーパーダイヤモンドリーグです。そんな私でも、ヒット確認精度はめちゃくちゃ低いんですよ。
それでもダイヤモンドリーグに上がることは出来たんです。なので、ゴールドリーグでヒット確認なんて絶対必要ありません。
実際、私がエドモンド本田でランクマしていた時、ヒット確認一切無しの張り手と百貫落とし、頭突きでプラチナまで上がれたので間違いないです。
- カウンターヒット確認できたら中攻撃を大攻撃に変更
- ヒット確認したら繋がる技を出す
- 波動拳見てからCAで弾抜け
必要ありません!
下手に背伸びする必要は全くありません。
そんな事しなくてもゴールドリーグから抜け出す事は十分に可能です。
- 基本的なコンボ2~3つ
- 対空
- ★起き攻め、重ね攻撃
- ちょっとしたテクニック(投げシケ狩りやスカし下段等)
この4つあればゴールドからウルトラゴールドに上がることは可能だと私は思います。
私が一番大事だと思うのは「起き攻め、重ね攻撃」だと思うので、激ムズなヒット確認に時間を割くぐらいなら「起き攻め、重ね攻撃」に練習時間を割いた方が絶対勝率上がると思います。
いいですか?多分じゃないですよ。”絶対”ですよ。
それ程に「起き攻め、重ね攻撃」は大事。
とにかく、
「単発ヒット確認はダイヤモンドリーグ以下のリーグであれば必要無い!」
と覚えていて問題無いと思います。
最後に
以上が私が思うゴールドリーグの特徴、ゴールドリーグで勝ち上がるために必要な事でした。
このブログのアクセス解析を見たらゴールドリーグに関する記事へのアクセス数がズバ抜けて多かったので、こうしてゴールドリーグに関して感じた事、思った事を自分なりに詳しく、わかりやすいようにと意識して記事にさせていただきました。
ストVは発売してから2021年2月で5年目になります。
そして2021年は新キャラが5体も追加される予定です。凄いですよね^^
まだまだ人気は衰えないストV!本当に神ゲーだと思います!
この記事が皆様のストVライフの一助となれれば幸いです!
最後まで見て頂きありがとうございました_(._.)_
コメント