格ゲーと反射神経。反射神経は鍛えても限界がある!反射神経を鍛えずに反射速度を上げる方法

検索してこの記事にたどり着いた方、今この記事を読んでくれている方は格ゲーで勝てない理由を

「自分は反射神経(反射速度)があまり良くないから」

と考えているのではないでしょうか?

 

私もその一人でした。

2020年9月現在、ストVでダイヤモンドリーグに到達した今でも実際に自分はそこまで反射神経は良くない方だなと思っています。

 

ストVを2年もやってるのに未だにかりんの中足ヒット確認の精度はめちゃくちゃ悪いですからね。。。

 

3か月前までは

「プロの方たちとは決定的に反射神経が違うんだ。身体の作りだけはどうしようもない。自分の限界はここなんだ。」

と諦めていました。

 

その時に書いた記事がこちら↓

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自分の限界が垣間見えるウルプラ~ダイヤモンドリーグ 毎日コツコツ練習を重ねるも、一向に上へあがれないかりん。 このまま続けていれば、ダイヤモンドへは行けると思うけどその先は無さそう。   ある程度ヒット確認の...

 

「反射神経が悪いから自分は弱いんだ」

そう思い込んでいました。

 

確かに反射神経は良いに越した事はありません。

 

でも今は少し違う考え方を持つようになりました。

その理由を砕いて話していきたいと思います。

 

目次

格ゲーに必要な反射速度は何秒?

完全に私の個人的見解となりますのでその点だけ予めご了承ください。

 

私は2020年9月現在、ストVでダイヤモンドリーグにいます。

ダイヤモンドリーグと言えば、プロともマッチングできる無差別級リーグなので弱くは無い実力と言えます。
(強くも無いですが^^;)

 

そんな私の反射速度はどれぐらいなのか?

ランプが付いたら押す、というiPhoneの反射神経のテストアプリを使って計ってみたところ25回テストして平均反射速度は約0.28秒程度でした。

 

 

因みに、かりんの中足ヒット確認は17フレームで0.272秒なので少し足りませんね(;^ω^)グヌヌ…

 

要するに、反射速度はおよそ0.3秒程あれば少なくとも一つ下のリーグ、プラチナリーグに行くには十分な反射速度だと言えます。

 

ダイヤモンドリーグに行くにはもしかしたら0.28秒程無いと苦労するのかもしれませんが、0.28秒って特別早いわけでも無いです。ってか多分遅い方かも。笑

 

それは実際に反射速度をテストしてもらえればわかると思います。
ウェブサイトからでも反射速度がテストできるサイトはこちら↓

反応速度測定―改

 

※パソコンからやるのとiPhoneからやるのとでは速度が違ってくるかもしれません。
私はパソコンからだと0.223秒でした。見やすいからかな?

 

ランクマ中はもっと集中しているので、もう少し早くなると思いますが、それでも良くて0.02秒早くなるぐらいだと思います。

 

確かに反射速度が早ければ早いほど格ゲーは有利になります。

しかし、一般の方の反射速度は0.2~0.3秒代が普通と言われていますので、0.3秒切るのであれば十分にダイヤモンドリーグに行ける速度だと私は思います。

 

格ゲーで反射速度を上げるには?

先ほどの項目で、一般の方の反射速度は0.2~0.3秒代と書きました。

格ゲーではこの反射速度自体は変えずに、反応するタイミングを早くできる方法があります。

 

反射神経は、鍛えると少しは良くなるかもしれませんが、簡単に伸びるものでもありません。

 

ですので、「次にこの技が来そうだな」とか「この間合いだと相手は立強K振ってきそうだな」と予め意識しておくことで、反応するタイミングを早めること自体は十分に可能な話です。

 

 

この話の実例があります。

 

2020年、ストVCPTアジア大会準決勝で、プロゲーマーの梅原さんが豪鬼の立中Kの置き攻撃(空振り)に対してしゃがみ大Kで差し返すシーンがありました。

 

このシーンに対して他のプロゲーマーたちも

「え!?9F(0.144秒)の差し返し!?」

と大変驚かれていました。

 

その出来事に対しての見解を、プロゲーマーのkawanoさんが動画にしてくれています。

 

 

ただ、これについての梅原さんの回答は

 

「いや、これ立ち中K振る前に少しまえに歩いてたから、実際は9Fじゃなくてもう少しあるよ」

 

と、ご自身の配信時に仰っておりました。

もうね、集中力と観察力がヤバ過ぎる。化け物染みてる。

 

要するに、前に歩いた事実と間合いなどの状況から、

「ここで立ち中Kを振ってきそうだな」と予め意識していた

ことでより早く反応することができ、結果差し返す事ができたということです。

 

上記の話は

「【ストV/スト5】ストリートファイター5:プラチナリーグで勝つために必要なこと」

でも書かせていただいてます。

 

あわせて読みたい
【ストV/スト5】ストリートファイター5:プラチナリーグで勝つために必要なこと   【】 私は2018年7月末頃にストVを始めました。 本格的に格ゲーを始めたのも同様、2018年7月末からです。 ※中学時代に友達と少しやっていましたがお遊び程度です...

 

 

私の感覚的に、ウルトラゴールドリーグよりも上は反射速度が求められるシーンが多くなります。

 

強いセットプレイをガンガン使用してくるので、それらに対して反応できなければ一方的にやられてしまうからです。

 

ただこの項目で強調して言いたいのは、格ゲーに於いては

「見てから反応するだけが反応速度じゃない」

ということです。

 

対戦中に相手のクセなどを観察し、各ゲージや間合いなどの状況を認識することで、見る前から予測することによって反応の準備をするということは可能です。

構えている分、それが実際に来たときの反応速度は必ず少しは早くなります。

 

「自分は反射神経が良くない」と感じている方は、反射神経を無理に鍛える事に労力を注ぐのではなく、状況把握の精度を上げる努力をされたほうが、もしかしたら試合内容が好転するかもしれません。

 

最後に

 

以上が、私が格ゲーをするに於いて考える反射神経についてでした。

 

格ゲーが強い人は決してズバ抜けた反射神経を持っているのではなく、見る前から準備をしているので反応できる速度が早いんだと思います。

 

そして、見る視点も「技が出てから」とか「攻撃が来てから」とか受け身的なものではなく、技が出るその前段階、キャラの動きをしっかり観察していて、技や攻撃のモーションに入るところを見て反応しているんだと私は考えています。

 

要するに情報が情報だと皆に認識される前段階で情報を抜き取っているということですね。

 

この記事が、反射神経/反射速度で悩まれている方の参考になれれば幸いです^^。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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